アイキャッチを作る時、画像や写真ばかり気にしていませんか?記事に合う写真をみつけて、よし、これでいいアイキャッチができるぞ…!そして、おもむろにその記事のタイトルをそのままうちこむ。できた!
本当にそれでいいのでしょうか。
実はアイキャッチではテキストが大きな部分を占めています。どんなにいい写真を使っても、どんなにいいイラストを使っても、載せるテキストの選定が悪かったり多すぎると、一気に印象が悪くなってしまいます。
「ではどのようにすればよいの?」今回は、テキスト選定が非常にお上手なゲストをお招きして解説していきます。どのようにテキスト選定すればいいのか、ゲストは一体どなたなのか。そのあたりも想像しながらお楽しみください。
- タイトルそのままアイキャッチに入れている
- キーワードの選び方が分からない
アイキャッチの重要性
アイキャッチは、サイトやブログなどのウェブメディアにおいて重要な要素であり、サイトの集客やコンバージョンを向上させることができます。
- アイキャッチは、サイトの見た目を引き立て、訪問者を引きつけることができます。
- アイキャッチは、ブランドイメージを強化し、訪問者がサイトを覚えやすくすることができます。
- アイキャッチは、サイトのSEOにも貢献し、検索エンジンランキングを向上させることができます。
アイキャッチを選ぶ際には、画像や文字を使用し、視覚的に魅力的なものにすることが重要です。また、アイキャッチは、サイトのトピックやメインコンテンツに合わせて選ぶことが大切です。

逆に言えば、適切でないアイキャッチだと読者を逃す可能性もあります。
アイキャッチはテキストにこそセンスが現れる

アイキャッチというと、写真やイラストに目が行きがちです。しかし、実際はテキストにこそセンスが現れます。
その記事がどういう記事なのか。
どんな事を読者に訴えかけたいのか。
写真やイラストに加えたテキストの重要性は高いです。せっかくの写真も、テキストの入れ方によっては、台無しになってしまう可能性すらあります。そうならない為にも、テキストの重要性を再確認しましょう。
よくないテキストの例

では、どのようなテキストがよくないのでしょうか。よくないテキストというのは、テキスト自体が悪いわけでなくアイキャッチとしてはあまりふさわしくないという意味合いになります。
では、分かりづらい例をみていきましょう。

アイキャッチとして悪い例を作ってみました。この画像について解説していきます。
テキストのサイズがあまり変わらない
テキストのサイズが全て同じだと、どこを強調したいのかわかりづらくなります。
読者に何を伝えたいのか、何の記事なのか。キーワードごとにテキストを分けて優先度をつけます。その優先度が高いものを大きく、低いものを小さくしていくイメージがわかりやすいでしょう。

ハッキリと分かるようにテキストにはしっかりとサイズ差をつけるように意識してください。
テキストが文章になっている
ただでさえ、読者は文を読んでくれません。
アイキャッチが文字で埋め尽くされている状態では、読者はほとんど読まないでしょう。特に改行して、何行にも渡る文になっていると、ほとんど内容は理解されないと思って良いです。
「読者の為にしっかりと説明しなきゃ。」そういう親切心が、逆にアイキャッチをわかりづらくしてしまっています。逆に、「ここだけはしっかり伝えたい」という部分が、しっかりと伝わる様に配置します。

伝えたいキーワードを2、3個選定して文章にならないように配置してください。
タイトルをそのままアイキャッチに採用
タイトルをそのままアイキャッチに入れておられる方、多いですよね。しかし、よく考えてみてください。ブログのアイキャッチが表示される場面ってどういうところですか?
- ブログの記事一覧
- 人気記事などの一覧表示
- 記事のトップ画像
- twitterなどのブログカード
これらが多いと思います。しかし、近くに一緒にタイトルが表示されてないですか?そうなると、あまりアイキャッチの中にタイトルと同じキーワードを入れる意味合いが薄れてきますね。
Youtubeや、ピンタレストの画像は、画像だけでなにか分かるようにする必要がある為、ある程度の説明が必要です。しかし、ブログについては、そこまで説明用のテキストは必要ないでしょう。

こちらも、キーワードを選定して使用する事で、回避する事ができます。
簡単なアイキャッチテキストの入れ方
キーワードを選定して配置しろといわれても…慣れていない方には難しいですよね。そこで、もっとも基本的なアイキャッチ用のテキスト配置例をご用意しました。

メインキーワードを一番大きく配置。
最上段には、メインキーワードがどういう物なのかの説明を入れます。
3段目の色付きの所は、難読なキーワードなら、読みを表示します。また、そのキーワードのカテゴリーなどでも良いですね。
そして、一番下には、そのキーワードを使うとどうなるのか、を記述します。

コツは文章でなく、箇条書きにして配置するイメージをもつことです。
キーワード選定や配置の詳しい記事➤➤➤【アイキャッチ】キーワードの選定と配置【初心者向け】
アイキャッチテキストのテンプレートを使って作ってみる

スッキリした印象に見えませんか?あと、「箇条書き」というメインキーワードがしっかりと目立つようになりました。
アイキャッチは「何が言いたいのか」が分かればよいのです。ぶっちゃけると、その他のワードは「読めたらよい」くらいの感じです。

メインキーワードさえ読者に届けばよいといえます。
「あえて説明しない」テキストを見に行こう

ここまでは、テンプレートを使って「説明する」アイキャッチテキストのお話をしてきました。
しかし、ブログのアイキャッチはそこまで説明する必要がない…ともいえます。先述の通り、近くにタイトルがありますので内容はタイトルを見れば読み取る事ができます。
ここからは、実際にあるサイトをご紹介しながら、センスのあるアイキャッチテキストの入れ方を勉強していきましょう。
参考サイト「 Play of Color 」
今回、参考にさせて頂くのはオパールさん(@playofcoloropal)の運営する「 Play of Color 」です。
オパールさんの作成するアイキャッチは、小さいながらもキラキラと様々な色に光る宝石のよう。私からみても非常にセンスあるものとなっています。
その特徴はなんといっても、「テキスト選択の巧さ」。
ある意味、投げっぱなしで冷たい印象ととられそうな…でも内容が気になってしまう。そのような、「読者に考えさせるテキスト」を巧みに使用されています。
アイキャッチに、どういうテキストを使ったらよいか分からない。
タイトルをそのまま入れてしまう。
どうしてもテキストが長文になってしまう。
そういう方には非常に参考になりますので、ぜひ、その技を持って帰ってくださいね。

Play of colorは提携サイト「Kasaiya研究所」のブログ解体新書にて、紹介されています。あわせてお読みください。
記事内容を1文に込める

まず、一つ目のパターンが、「記事内容を凝縮して1文に込める」ことです。何行にも渡って説明するのではなく、「1文だけ」に凝縮したテキストを使用する方法です。
では、例を見ていきましょう。
子供に教える時計の読み方

この一文だけで、記事の内容が大方わかりますね!
タイトルには、知育時計とドリルに触れられていますので、そちらを見れば、記事の内容が理解できるようになっています。あえて、アイキャッチにはそういうキーワードを入れずに仕上げています。
キーワードが沢山あるからと全部入れるのではなく必要な物だけを選択しています。
フォントも、特徴的なフォントを使っています。無造作にも見える、「ポン」と置いた感じの配置に、センスが現れています。また、フォントカラーもブラックでなく、ダークグレーを使う事で、ピンクの壁紙と相性良く収まっています。

子連れディズニーの食事

「子連れディズニーの食事」。なんてことはないテキストに見えます。しかし、あなたがテキストを入れるとしたら、どうしますか?こんな感じになってしまうのではないでしょうか。

「3選」とか奇数の数字も入れたいし、説明も入れたいし…。ドンドン入れたいワードを詰め込んでしまうと、文字だらけで説明がちなアイキャッチの完成です。

オパールさんはこんなの全部、省略しちゃいます!
「ディズニーランド」の「ランド」も省略しちゃいますし、食事でどうなるのかも省略します。1文に凝縮して、すっきりわかりやすいテキストを作るということは、難易度が高い事なのです。

禁断の黒コショウレシピ

こちらは、実際には禁断の黒コショウを使用して、唐揚げを作る記事です。しかし、オパールさんは、アイキャッチで一切唐揚げに触れません。なぜなら…

主役は「禁断の黒コショウ」だからそれが分かればいい!
実に、スッキリとしたテキストに仕上がっています。小さく「レシピ」の3文字を足す事で、「あぁ、なんか料理してるんだろうな。」という情景が、頭に浮かびます。たった、3文字に情景が込められるのが凄い所です。
みなまで書かなくても、内容が気になって、クリックしたくなるテキストになっていると感じませんか?アイキャッチとしても、縦書きテキストや少し落ち着いた色合いを使い、とてもお洒落に仕上がっていますね。

読者に考えさせるテキスト

「これ、どういうことだろう?」見た読者が気になった時点で、そのアイキャッチは成功しているといえます。オパールさんはそういう、「読者に投げかけるテキスト」を使うのが、非常にお上手です。
ここでは、投げかけるテキストの参考例を、解説していきます。
アドセンス狩りが現れた

アドセンス狩りがあらわれたんだろうな~という事は分かりますね!
ロールプレイングゲーム風にする事で、アドセンス狩りが敵であることを、暗に示しています。そして、バトルに発展していく事も、容易に想像できます。
「アドセンス狩りがあらわれた」だけなので簡単じゃん!と思いがちですが、このテキスト選択、なかなかできるものではありません。

一言で言いきる。かつ、世界観からどういう記事内容なのか想像できる、素晴らしいテキストです。
「アドセンス狩りの被害で○○PV」、「対策プラグイン〇〇を紹介」など、書きたい事を書いてしまう方が多いのではないでしょうか。どうしても、説明したくなってしまうのが、ブロガーの悪い癖かもしれませんね。

送信されたURLが見つかりませんでした(404)

「なんのこっちゃ分からんエラーがでてる…気になる…!」どうなったら、このエラーがでるのか。何のエラーなのか。

オパールさんはここの説明もスッパリ省略!!
素敵。エラー内容をそのまま記述する事で、不安を煽りながら、内容がどういう記事なのかが、わかるようになっています。このような、スッパリとしたテキストの使い方が、オパールさんらしいですね。
これに、説明のキーワードを追加してしまうと、さらに、文字だらけでゴチャゴチャしてしまうため、良い選択だったと思います。

あえてテキストを入れない選択肢

内容を現した画像が用意できたらテキストは不要!
これは、私も日頃から感じていることです。ただ、私は、テキストを入れるのが好きなので絶対に入れてしまいます。しかし…

オパールさんは躊躇なく、テキストを使わずにアイキャッチにします。
「アイキャッチにタイトルを入れなきゃいけない。」そういう、先入観をもっている方には、衝撃的かもしれません。では、参考例をみていきましょう。
通勤往復3時間の記事

通勤往復3時間かかる大変さが、画像で想像できるアイキャッチです。動きのわかる写真を選ばれているので、急いでる感じが現れていますね。
記事にあう写真を探すのは、なかなか大変です。このような、記事内容が写真だけで想像できる画像が用意できた場合は、すっぱりとテキスト無しにしてしまうのもアリです。

100記事を達成した記事

100記事達成したので、振り返る記事に使用している、アイキャッチです。
「100記事達成」、「振り返る」、「がんばった」と言ったキーワードをいれたくなりますが、ここでは、「100」という文字が入った写真を使用しています。
「100記事だから100で内容分かるよね?」という声が、聞こえてきそうです。
元来、アイキャッチとはこういうもので、その記事が、「おおむね」どういう記事なのか、識別できさえすればよいのです。

アイキャッチのテキストに関するQ&A

まとめ センスあるアイキャッチテキストとは

ここまで、オパールさんのサイトを参考に、アイキャッチテキストの考え方を、解説してきました。その内容を踏まえて、アイキャッチテキストの注意点を、まとめてみます。
- アイキャッチですべての説明をする必要はない
- 読者を惹きつけるテキストを選定する
- タイトル通りのキーワードを必ずしも使う必要はない
- 短い言葉でも状況が説明できる言葉を選択する
- 長文にしない
- 画像だけで記事内容がわかるなら、あえてテキストを入れない選択肢もある
簡単にまとめると…
あなたのアイキャッチの、その長い文章は必要?

どれだけ目を引くか、心に残るかを考えてみましょう!
この様な所に注意して、あなたもアイキャッチのテキストを考えてみてくださいね。
今回、記事に協力してくださった、オパールさんのサイトでは、他にもたくさん、参考になるアイキャッチがあります。また、育児や旅行・ブログ作成など、ためになる記事が、100記事以上用意されていますので、ぜひ伺ってみてくださいね!
オパールさんの運営するサイト「Play of Color 」

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