中古ドメインに興味ありませんか?中古ドメインでブログを始めれば、すぐにブログで結果をだせるのはないか。でも何かあったら怖いし…。わかります。私も以前そうでした。
しかし、実際に中古ドメインを購入し、メインサイトとして1年以上運用してきました。結果、ドメインパワーはさらに向上し、YMYLジャンルで検索順位も上がりにくい中で、月間4万PVを超えることができました。
あなたにも「中古ドメイン」という選択肢があります。
この記事では1年間中古ドメインサイトをメインサイトとして運用してきた実情を踏まえて、その有用性について解説していきます。
目次
中古ドメインとは

中古ドメインとは、過去に運用歴のあるドメインの事です。
ドメインというものは同じドメインは取得できません。誰かが取得しているドメインは譲渡でもしない限り手に入れることができません。
しかし、ドメイン更新時に更新を行わなければ、そのドメインは誰でも取得できる状態に戻ってしまいます。過去に運用されていて更新されなくなり、誰でも取得できるようになったドメインの事を「中古ドメイン」と呼びます。
新規ドメインのつもりが中古ドメインのことも
「新規ドメインで始めたから、私のサイトは中古ドメインではない」。これは必ずしも正解ではありません。
なぜなら、中古ドメインはそこらかしこに存在するからです。
新規ドメイン取得の際、あなたはドメイン候補の文字列を入力していきます。そして、たまたま取れました。そのドメインが誰かが更新せずに野に放たれたドメインならーそれが中古ドメインです。
しらずしらずのうちに中古ドメインを使用していることがありますので注意してください。
中古ドメインのメリット

中古ドメインのメリットとはなんでしょうか。
Googleの評価が早い
もともと別のサイトとして運用されていた為、Googleも認知しており評価が上がるのが早いのが特徴です。
新規ドメインでブログを始めた場合、Googleに認知されるのに3~6か月かかるのが普通です。
中古ドメインなら、サイトを開始した瞬間からGoogleに認知されています。評価が早まるのは想像に難くないですね。
インデックスが早い
インデックスとは、記事を投稿したあとに、Googleが自らの検索エンジンにその記事を登録してくれることをいいます。
新規ドメインなら、Googleに認知されるのに3~6か月かかるというのは先述したとおり。認知されていないサイトでは、サーチコンソールでインデックスをリクエストしても、なかなか登録してくれません。
しかし、中古ドメインならすでに認知されていますので、スムーズにインデックスされることが多いです。
はやく結果をだしたいから、記事も早くインデックスしてほしい!
中古ドメインのデメリット

中古ドメインのメリットがわかったところで、デメリットも知っておきましょう。欠点を知っておかないと、あとで後悔することになるかもしれません。デメリットはしっかりと調べることで、ある程度回避できますのでよく理解しておきましょう。
中古ドメインのデメリット
- ペナルティを受けてる可能性がある
- アップデートの影響を受けやすい
- 中古ドメインを探すのが大変
ペナルティを受けている可能性がある
中古ドメインはペナルティを受けている場合があります。運用歴が長くても、そのドメインを手放すということは何かしらの理由があります。ペナルティを受けてどうにもならなくなった結果、そのドメインを手放した可能性もあるのです。
ペナルティを受ける理由は、過去に悪質なスパムサイトであった場合があります。いわゆるブラックハットSEOです。過去に流行したSEO対策ですが、いまではペナルティを受ける為、ほとんど見られなくなってきました。
ブラックハットSEOの詳しい記事はこちら
また、アダルトサイトなどの運用歴がある場合も良い評価は得られにくいでしょう。
アップデートの影響を受けやすい
中古ドメインはアップデートの影響を受けやすいといわれています。Googleによるアップデートで真っ先に影響を受け順位が下落することがよくあります。
ただし、その後戻すことも多く、絶対にダメとは言い切れません。
このあたりは覚悟して中古ドメインを使用する必要があります。
中古ドメインを探すのが面倒
中古ドメインは自力で探すこともできます。ただし、膨大なドメイン候補の中からリスト化し、ひとつひとつ健全かどうか調べていく必要があります。手間とリスクを考えれば、初心者にはおすすめしません。
良いと思ったドメインでも、しっかりと調べられていなければペナルティを受けているドメインを購入してしまうことにつながるからです。
費用はかかるけど、中古ドメインサイトで購入するのが安心。
実際に1年運用した中古ドメインサイトで考察

私は中古ドメインでサイトを1年以上運営しています。それも、リンクを送るためのサテライトサイトとしてではなく、メインサイトとして運営してきました。
その経験から、中古ドメインの動向なども見えてきましたので解説していきます。
ゴールドランク中古ドメインでつくった「ほんわかカレッジ」
私の中古ドメインで運営しているサイトはこちら。
2022年3月に中古ドメインを取得し、約1か月で30記事程度いれて作成しました。
もともとは、「中古ドメインで運営すればYMYLである株ジャンルでも上位表示することができるのか?」という課題を検証するための実験サイトでした。
内容としては、米国株ETFを子供にもわかるように優しく解説する辞書のようなサイト。米国株ETFの銘柄名や用語で上位表示を狙います。
中古ドメインを購入する
私が中古ドメインを購入したのはアクセス中古ドメイン。ドメインパワー計測でお世話になるパワーランクチェックツールを提供してくださる会社さんです。
パワーランクチェックツールは自分のドメインを測るのにとても便利なので、ぜひ利用してみましょう。
アクセスSEO対策ツールズ
パワーランクチェックツールでドメインのパワーランクを測定 | アクセスSEO対策ツールズ
URLのパワーを独自指標パワーランク(100点満点)で測定します。SEOの観点からサイトの強さを評価する指標になります。 アクセス中古ドメインは厳選された中古ドメインをお求めやすい金額で提供してくれます。実際、私もとんでもなく安い金額で手に入れました。それは、キャンペーン中だったからですけどね。
キャンペーン中は、いわゆる「残り物」が多くなりますので、選択肢が少なくなります。あなたの理想に近いものがあれば、利用するのも良いですね!ちょくちょくサイトを覗いて、キャンペーンが開催されていないかチェックしましょう。
Wayback Machineで過去を確認する
中古ドメインは、過去にどういう運用をされていたのか確認することが大切です。でも、どうやって調べたらいいの?
それが、Wayback Machine。過去どのようなサイトだったのか、スクリーンショットで残してくれてるサイトです。
私の手に入れたサイトは、もともとは外国のハードウェアの紹介サイトだったようです。パソコンのハードディスク等ですね。
アダルトサイトや、リンクが恐ろしいほど貼られているだけのサイトでなかった確認しましょう。
Wayback Machine はこちら
アドレスからサイト名を考える
サイト名を考える場合、新規ドメインの場合は先にサイト名を考えて、それに近いドメインを取得しますよね。
中古ドメインの場合は、ドメイン名が先に決まっていますのであまり自由度が高くありません。自分の運営したいジャンルに近い内容のドメイン名を選ぶようにします。
私の場合は、格安のドメインでしたので選択肢がありませんでした。そこで、「hw-center」というドメイン名に無理やり合わせる形で、「ほんとうにわかる」とこじつけてサイト名を決めました。その後省略して「ほんわかカレッジ」となりました。
中古ドメインの場合は、ドメイン名からサイト名を決める形になりがちです!
YMYLジャンルでも順位が上がった
ほんわかカレッジはYMYLジャンルです。YMYLとは、命やお金に関するジャンルのこと。Googleはこのジャンルはしっかりと権威性のあるサイトを優先して順位を上げます。逆に言えば一般のブロガーレベルでは順位が上がらないと言うことを意味します。
しかし、ほんわかカレッジはある一語のクエリで6位まで上がり、月間4.3万PVを記録しました!10位以内は証券会社や資産運用会社ばかりの中、個人ブログがあがったのです。
6位まで上がったのはひと月だけです。しかし、その後も10〜12位を確保し、平均2万PVは確保しています。
新規サイトとの比較
新規ドメインのサイトのドメインパワー履歴
中古ドメインサイトのドメインパワー履歴両方のサイトとも、約一年間のドメインパワー履歴になります。
新規ドメインのサイトは、当「ブログデザインラボ」です。SEO対策を頑張ったこともあり、新規ドメインにしては順調にドメインパワーが上がっています。SEO対策を行わなければ、ここまで伸びないサイトも多数あります。
中古ドメインのサイトは、先ほど紹介した「ほんわかカレッジ」です。実際は2021年3月スタートですので1か月ほど切れていますが、初めのスタートからドメインパワーは30を超えています。一年運用してそのドメインパワーは46を超えました。
中古ドメインは、やはり始めから強い!でも、伸びは新規ドメインの方がよさそうにみえますね。
アップデートに弱い
上の表を見比べて頂いて特徴的なのが、ポイントポイントで急落しているところ。アップデートなどのタイミングで急落が起こります。これは中古ドメインのデメリットとも言えますね。
新規ドメインが綺麗に右肩上がりなのに対して、中古ドメインは何度か急落します。なにかしら弱点を持ってそうです。
中古ドメインの探し方

中古ドメインを実際に手に入れるにはどうしたらよいでしょう。
知識がある方なら、自分でリストアップして厳選することで、安価に中古ドメインを手に入れることができます。
しかし、知識のない初心者にとって、どういうところを注意して厳選したらいいのかわかりません。それどころか、リストアップの方法もわかりませんよね。
そういう手間を省く為に中古ドメインを販売するサービスがあります。
初心者にはアクセス中古ドメインがおすすめ
私がおすすめする中古ドメイン販売サイトは「アクセス中古ドメイン」です。
理由は安心と低価格。そのあたりを解説していきます。
厳選してくれているので安心
アクセス中古ドメインでは、ドメインの情報を詳しく調べて表記してくれています。その中で重要な項目を確認していきます。
画像引用:アクセス中古ドメイン被リンクは多いほどいい!なるべくトップページにたくさんついているドメインを選びましょう。
特定被リンクで、教育機関や公的機関から被リンクをもらっていたサイトかどうか確認することができます。
また運用歴を確認することでペナルティを避けることができます。アダルトサイトやサテライトサイトとして運用歴がある場合、ペナルティを受けている可能性が高まります。そのようなドメインの購入は避けるようにしてください。
ドメインパワーの高いものは高価
ドメインパワーは高ければ高いほど有利と言えます。ドメインパワーの高いものを購入したいのですが、非常に高価。あなたの運用方法にあわせてちょうど良いものを選ぶようにしましょう。
中古ドメインはこういう方におすすめ

中古ドメインにもメリットデメリットがありました。それを踏まえた上で、中古ドメインがおすすめな方を紹介していきます。
トレンドブログ運営など早くインデックスしたい方
トレンドブログなど、記事作成から順位に反映されるまでの期間が短い方がよいサイトについては、中古ドメインがおすすめです。
なぜならば、中古ドメインは始めからGoogleに認識されている状態なので、記事作成からインデックス、順位がつくまでの期間が早い。
新規ドメインで流行のトレンドの記事を書いても、反映されるのは3〜6ヶ月後でしょう。
早く評価されないといけないブログは中古ドメイン一択!
早く副業で結果を出したい方
いち早く副業で稼ぎを出したい方は中古ドメインがおすすめです。
中古ドメインなら、早く評価されますので成果発生までの期間も早くなります。
ただし、そんなに急いでいるのなら、ブログを書いている場合ではありません。
そんなにお急ぎなら、アルバイトした方が早いですよ…。
中古ドメインが向かない方

逆に中古ドメインに向かない人はどんな方でしょうか。ここで解説していきましょう。
大切なブログとして長く運用していきたい方
ブログを大切な宝物のように育てていきたいあなたには、中古ドメインはやめておいたほうがよいでしょう。
理由は、ペナルティなどであなたの大切なブログに傷がついてしまう可能性があるからです。
もちろん当たりドメインなら何もないどころか、とても良い結果になる可能性もあります。
しかし、ブログを大切にしたいならば新規ドメインで始めましょう。
費用を抑えたい方
費用を抑えたい方にも中古ドメインは向きません。
理由はもちろん、中古ドメインの価格が高いからです。20,000円以上の費用は見ておいた方がよさそうです。
心配性の方
心配性の方も中古ドメインはやめておいた方が良いでしょう。
「本当に大丈夫なのか」「順位が上がらないのは中古ドメインだからじゃないのか」このように疑心暗鬼になっていてはブログ作成している場合ではなくなってしまいます。
心配事をなくす為にも、新規ドメインで綺麗な状態から始めましょう。
中古ドメインで早くブログを大きくしよう!

ここまで中古ドメインについて解説してきました。まとめると
中古ドメインとは
- 始めから強いドメインパワー
- Googleに認知されている
- インデックスが早い
- 順位もあがりやすい(?)
メリットとデメリットをしっかりと理解した上で運用すれば、中古ドメインを利用する価値はまだまだ十分あると言えます。
あなたのブログ戦略にあわせて、中古ドメインを活用してみましょう。きっとあなたの力になってくれるはずです!
早く評価される中古ドメインを上手く使って、ブログで勝ち上がろう!
推奨デザインツール
当サイトでは、無料でもオシャレなデザインが簡単に作成できる、「 Canva 」を推奨しています。無料でも相当なレベルのデザインができるのですが、一度PROにすると無料には戻れなくなってしまいました。その秘密は、下記の記事に。
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